はじめのいっぽ
簿記と家庭のカシコログ、始めます。
はじめまして、カシコと申します。
賢いカシコ、ではございませんw
自己紹介代わりに、私と簿記の出会いから、お話いたします。
突然の経理宣告
簿記を学びたいと思ったのは、バイト先で
「経理を担当してくれ」と言われたからです。
そもそもの業務内容は、居酒屋の仕込みでした。
仕込みと言っても、やることは主に掃除です。
そう、掃除のおばちゃんです。
出勤したらまず掃き掃除、絨毯やマットに掃除機をかけ、
床をモップで奇麗にします。
居酒屋の床掃除、なめたらいけません!
この時点で汗だく、1時間は余裕でかかります。
それが終わったらトイレ掃除、ゴミ箱掃除、
汚れの目立つところをどうにかして、
お通しの盛り付けなんかもしちゃいます。
ここまでが最低限。
時間が余れば、サラダの盛り付け、
ドリンクバーとビールサーバーの立ち上げなど、
キッチン側のお手伝いをします。
とにかく、仕込み(掃除)のバイトとして雇われていたのは
最初の1ヶ月だけでした。
いつの間にか「本日のオススメ」書いておいて~!とか、
この資料保管しておいて~!とか、
予約は全部対応して~!とか、なんでも任されていました。
でもまさか、経理までとは・・・ね。
未経験30代が経理事務なんてできるの?
結論からいうと、できなくもない、です。
今までの経歴はほぼ事務ですが、
俗に言う営業事務という分類の事務をしてきました。
なので、もちろん経理の経験はありませんし、簿記の知識はゼロです。
でも仕事を任されたからには、やらなきゃならんとしか思わない性格なので、
お世話になっている外部の会計事務所の方にご教授頂きました。
が!
会計ソフトに打ち込むのに教えて頂いた方法が、
「こういうレシートはこのタブのこの項目で」
「この会社の請求書は、こっちのタブのこの項目」
・・・それ、全部覚えなきゃダメ?
いま考えると、簿記のボの字も知らないド素人に、
経理ソフトを使わせる最短ルートだとわかります。
簿記を学んでいれば常識の借方、貸方はもちろん、
勘定科目なんて言葉も知らないんですから。
でも、私は納得できませんでした。
納得できないことは、覚えられませんでした。
そういう性格なので、自分で学ぶしかないと思ったんです。
最初の目標は・・・
簿記の学習を始めたのは2018年8月17日からです。
日曜日に書店でテキストを揃え、月曜日から始めたのを、なぜかとても良く覚えています。
まず最初の目標は
「経理ソフトの仕訳を理解できるレベルになる」
でした。
これが簿記の何級に該当するのかも、何もかも分からなかった状態で始めたのが、私のはじめのいっぽでした。