全経簿記1級試験を終えて
大変ご無沙汰しております!
去る5月26日、全経簿記1級試験を受験してきました!
結果は6月1日には発表されていまして…
家事してたら9時過ぎてた!!
— カシコ (@study_record375) 2019年6月1日
全経1級、商会&工原合格してました!
工原満点じゃなかった…どこ間違えたのか気になりすぎる。商会は自己採点より高得点でしたw
よっしゃー!待ってろ日商1級&全経上級!! pic.twitter.com/IAzQNfotHo
工業簿記・原価計算 96点
無事に全経簿記1級を取得することが出来ました!
ちょっと実力不足かも…と感じている人がいたら、
ぜひ全経簿記1級の受験を検討してほしい!
と思いつつ、日商2級と全経1級を比較しながら、綴ります。
試験の概要
主催などの違いはさておいてw
日商2級と全経1級でまず違うことといえば、試験の実施時間ではないでしょうか。
日商2級では商業簿記3問、工業簿記2問が120分で実施されます。
一方、全経1級では商業簿記・会計学が4~5問、工業簿記・原価計算が4問
それぞれ90分で実施されます。
日商2級の工業簿記で難しいと感じる場合、
全経1級では恐ろしいものを見ると思っていただいて結構ですw
商業簿記・会計学
日商2級との出題範囲の違いもありますが、一番の違いは理論問題でしょう。
日商2級で理論問題が出たら、正直「ラッキー!」と思っていましたw
しかし、全経1級の理論問題は「企業会計原則」というものの穴埋め、
正誤問題などですので、また違った難しさがあります。
また、日商2級では範囲外(日商1級の範囲)である特殊商品売買なども
試験範囲になるため、学習範囲はより広くなります。
学習範囲が広くなるといっても、試験の難易度はそこまで変わらない印象でした。
日商2級はより計算力が求められる気がします。
工業簿記・原価計算
日商2級と段違いなのが工業簿記です。
どのくらい段違いかというと、過去問の解答用紙を見た瞬間に凍りつくレベルですw
正直90分で解答欄を埋められるわけがないと思うような、
そんなイメージをしていただければ大丈夫?ですw
日商2級では勘定連絡図をあまり使用しないテキストもあります。
私が勉強に使っていた「簿記の教科書」シリーズは、
勘定連絡図に関して言えば、ほぼノータッチでした。
その勘定連絡図を、全てもしくは一部作成し、
さらには製造指図書や部門別個別計算まで絡んできたり…
とにかく、記憶だけでは太刀打ちできません。
対策はひたすら過去問!!
日商2級に合格していれば、商業簿記に関してはあまり不安に思う必要はないと思います。
ただし、日商2級ではなかったタイプの理論問題が出題されるので、
企業会計原則や原価計算基準は何度も読むことをオススメします。
工業簿記は、ひたすら問題になれることが重要です。
最初は埋められなかった解答欄も、慣れてくれば意外と親切な作りになっています。
一つ間違えると芋づる式に失点してしまうので、
計算は慎重に…検算をすることよりも、正確な理解と計算を心がけましょう。
7月の全経簿記試験も迫っていますね。
直前期の過去問演習で、かなり得点を伸ばすことが可能です!
また、日商簿記の勉強をされている方にも、かなりオススメな資格です。
私は日商2級合格後に、全経1級を受験して理解を深めたおかげで
日商1級に挑戦する気持ちが芽生えました!
日商1級の勉強をしていても、全経1級を受けてよかった~!と
何度も思っています。
もし日商2級合格後、今後の資格で迷いがあるならば、
全力で全経簿記を推します!!!