日商簿記1級を受験したおはなし
基本的にお久しぶりです、カシコです。
昨日は打ち上げのオンライン飲み会で、缶チューハイ1本で声が枯れていますw
何の打ち上げかと言いますと、日商簿記1級受験終了の打ち上げです!
ちょっとした感想と、日商1級を目指される方の参考になるような書籍をご紹介しますので、よかったら最後までお付き合いください。
受験した感想
はっきり言って、難易度は低めな問題ばかりだったと思います。
解けたかどうかは別の話ですが!!!w
過去問演習でも工原より商会が苦手だったので、後半試験上手く切り替えられるかが一番心配でしたが、むしろこのまま突っ走ってやる!くらいの気持ちで折り返せたのはよかったです。
きっとここ何回か受験されているかたにとっては、ラッキー回だったのではないでしょうか?
自己採点の結果は、足切り無しの70点前後…
正直微妙ではありますが、日商1級は傾斜配点があるらしいので、そこに期待する結果となりました。
1年半やってこの程度か…という気持ちもありますが、色々あった割には健闘したのではないかと思います。
お疲れ!!私!!!!
通信講座のメリット&デメリット
今回初めて通信講座を利用したわけですが、それなりのメリット&デメリットがありました。
カッコ書きはお察しです。
◎独学では得られない正しい知識を得られる(ただし教材が間違っている場合は別)
◎質問が有れば些細なことでも答えてもらえる(自分である程度考えるのは大前提)
◎同期で切磋琢磨できる(それを上手く利用したもの勝ち)
△自分の成績がさらされる(成績が悪いと鬱だけど自分の位置は知れる)
△気の合う人、常識のある人ばかりではない(気の合う人とはオンライン飲み会もできる)
日商1級の勉強を始めたころは独学だったので、メリットの方が大きく感じました。
講座を進めるにあたって、色々デメリットもあったなぁと言うのが正直な感想です。
また、通信講座を受けているからと言って、そのカリキュラムに頼り切りだと合格には手が届かないだろうと言うことも実感しています。
講師の方はおそらく「平均的な生徒を基準に」カリキュラムを組んでいますし、その講座の方針によって基礎を超重要視するものから発展まで網羅するものまで多岐に渡ります。
私の受講した講座は「基礎はとてつもなく身につく」ものでした。
日商簿記1級の合格基準に関しては、「基礎を網羅しているのは当たり前」で6割「発展問題でどれだけ食い下がれるか」が残りの1割だと思います。
私が講座を辞めたのが試験対策(過去問の基礎的問題レベル)だったので、発展問題に食い下がる技法は自分で身につけるしかありませんでした。
そこで利用したのがこれからご紹介する書籍です。(前フリ長すぎ問題)
オススメ問題集
お待たせしました!問題集のご紹介です。
個人的に取り掛かる順番も加味していますので、ご参考になれば幸いです。
始めに書いておきますと「出版元は揃えるが吉」です!!!!
◎テキストの例題がマスター出来たらこちら
大原のステップアップ問題集です。
講座を辞めて即取り掛かりました。3週間で最低2回転、不得意なものは3〜4回解き直しをしました。
ちょうどテキスト例題と過去問の簡単な問題の間を上手く埋めてもらった問題集です。
大原信者に一歩近付きましたw
◎ステップアップ出来たらこちら
過去問の基礎を抜粋し、テーマ毎に横解きができる問題集です。
日商簿記1級の過去問は癖が強く、いきなり過去問に取り掛かると気が滅入ります。
そのショックを緩和してくれるのに最適でした。
◎打ちのめされる覚悟が出来たらこちら
正直申し上げますと、この買い物は失敗でした。
この過去問集に問題があるのではなく、今まで積み上げてきた解法手順が全く違うんです。
せめて出版元を揃えていれば、ちょっと楽ができたと思っていますw
◎番外編
ここからは取り掛かる順番は加味せず、参考程度にやれたらやった方が良さげなシリーズです。
難しい問題が集まっていると有名な「網羅型」は、参考程度に解きました。
難易度が低いとされている問題と、理論問題だけ…あとは難しかったので心が折れましたw
私は利用しませんでしたが、縦解き練習に良さそうでした。
まとまった時間が取りにくい、でも時間配分は身に付けたいと言う方にはオススメです。
ここまで手が回る人は、おそらく過去に1級を受験している方だと思います。
しばらく前に購入していたのですが、全然手をつけられず、やっと今回の受験前に1周できましたw
問題数も多く、赤シートは目にくるので正直苦痛でした←
全経上級の方が日商簿記1級よりも理論を問われますので、全経を受験するのであればやって間違いはありません。
次の目標に向かって始動
さて、日商簿記のお勉強はこれにて終了です。
これからはそもそも1級とどちらを優先するか迷っていた、建設業経理士の勉強をしていきたいと思っています。
日商簿記検定には2級の頃から連結(151回2級)連結(153回2級)連結(156回1級)と、これでもかとお世話になり、この恨みは一生忘れません。
全部1発合格してやったけどね!!!!
(1級はどうなるか不明な癖に)
と言うことで、気持ちよくスタートを切ろうと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!